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ラストワンマイル協同組合 「宅配ミニ」関東・関⻄エリアで本格展開 〜1個 320 円 業界最安⽔準の宅配サービスを提供〜 〜LCC 配送ソリューションとして EC 需要拡⼤の受け⽫⽬指す〜

2024.07.13

ラストワンマイル協同組合(理事⻑:志村直純、東京都府中市)は、「LCC 配送ソリューション」を強⼒に進めていきます。新たなサービスとして、業界最安⽔準の「宅配ミニ」を開発し、本格的な運⽤を関東1都 2 県、関⻄2府2県で 6 ⽉よりスタートさせました。

「宅配ミニ」は、対象エリアにおいて、「三辺の合計が 55cm 以下」「重さ1.5kg以下」の⼩荷物の配送を「1個当たり 320 円(税込)」で提供する業界最安⽔準のサービスです。専⽤の BOX や封筒などを購⼊する必要もないため、ユーザーは安価、かつ、⼿軽にサービスが利⽤できます。

 

【「宅配ミニ」開始の背景】

2024 年 4 ⽉より、トラックドライバーの時間外労働の上限規制が施⾏され、あわせて、改正された改善基準告⽰も施⾏されました。いわゆる物流の「2024 年問題」がクローズアップされる中、この対応として、宅配⼤⼿をはじめ、多くの物流企業は「料⾦の値上げ」を進めております。

あわせて、3 ⽉には 8%の運賃⽔準の引き上げに向けて、新しいトラックの「標準的な運賃」が国⼟交通省より告⽰され、今後ますます運賃の上昇が⾒込まれております。

⼀⽅、このような状況においても、宅配・EC 市場は拡⼤が続いております。宅配物を⼀般ユーザーの皆さまに届ける「ラストワンマイル」事業は、社会インフラとして定着しておりますが、このコストの値上がりが続くと、荷主企業のみならず、消費者にとっても⼤きな負担となってしまいます。

当協同組合では、ビジョンとして「EC 配送の拡⼤及び宅配の益々増加に対して、安定した配送を通じて地域社会に貢献する」との項⽬を定めており、少しでも安価な料⾦で提供できるサービスメニューの開発を⾏ってきました。

中⼩事業者が連携して、荷主企業と直に契約するため、多重下請け構造を排し、組合員のネットワークで直に配送を⾏っております。共同受注・共同配送のメリットを⽣かした混載配送を活⽤することで効率化を図るとともに、業務の簡素化と独⾃システムの活⽤による省⼒化を徹底することにより、より安価な運賃と⾼い配送品質を実現しました。

2024年度が始まる直前に「宅配ミニ」の制度設計が完了し、2024年3⽉からトライアルに着⼿しました。同5⽉からは実際に受注をスタートし、通販⼤⼿の荷主企業の協⼒のもと、約 1 カ⽉間にわたって運⽤を⾏いました。

この間、サービス⽔準や収益性、顧客ニーズの把握を⾏なうとともに、運⽤にあたっての課題の抽出も⾏ない、「低価格であっても、精度の⾼い配送を持続的に提供できる」ことを確認したため、この度、関東(東京都、埼⽟県、神奈川県)と関⻄(⼤阪府、京都府、兵庫県、奈良県)で⼀⻫にサービスを展開させました。

 

【「宅配ミニ」サービスの概要】

 

【今後の展開】

今回「宅配ミニ」の提供により、通販・EC 業界を中⼼とした荷主企業の課題解決を図っていきます。「宅配ミニ」では1年間で 5 万個、3年後に 20 万個の取り扱いを⽬指します。併せて、さらに多くのエリアでこの新しいサービスの展開をしていく予定です。

宅配のサービスアンカーとして、荷主企業・運送会社・⼀般ユーザーが⼿を取り合い共存していける業界の実現の⼀助となれるよう尽⼒していく所存です。
「LCC 配送ソリューション」の提供を通じて、今後も、より安価で便利で環境に優しいサービスを提供してまいります

https://www.lnews.jp/2024/07/q0702301.html

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